名古屋まつりの初日である2024年10月19日土曜日、瑞穂区三曲協会の箏曲演奏会が催されました。
生憎の天気でしたが、多数のご来場を賜りましたこと御礼申し上げます。
毎年お運びいただいている常連のお客様に加えて、衆院選の期日前投票のついでにお立ち寄りいただいたお客様もいらっしゃったようです。
「箏曲 福寿奏の会」では、地唄「たぬき」を演奏させていただきました。
本番中に三絃(三味線)の糸が切れるというハプニングがありましたが、すかさず替え三味線(スペアの楽器)に持ち替え演奏を続けました。
今回、京三味線ともよばれる柳川三味線を替手パートに用いましたが、ほとんどの方がその音色を聴かれるのは初めてのことだったと思います。
現在使われている三味線の中では最も華奢で小ぶりですが、どちらかというと低音がよく響く楽器です。
今後も柳川三味線をさまざまな機会にお披露目していきたいと考えております。
プログラム最後は、毎年恒例の合同演奏で「秋の言の葉」を演奏いたしました。 同じ曲でも所属する団体が違うと唄の節付けなども異なります。 他団体で演奏されている歌い方、弾き方を学べる貴重な機会となっております。
すでに来年度の日程も決まっており、名古屋まつりの開催に合わせた日程となっております。 来年もどうぞお越しくださいませ。
Comments